目的:先天性心疾患児をはじめて自宅に迎える親の体験を文献から抽出し明らかにすることである.
方法:メタエスノグラフィーを用い質的研究結果を統合した.
結果:PubMed 237件,医学中央雑誌236件が抽出され,最終的に国内外文献21件を対象とした.統合した結果から,【先天性心疾患のわが子の命を背負う負担があった】【退院後のサポート体制が不十分と感じた】【退院に関して医療者のサポートを感じた】【退院までの準備に不足があった】【親役割を見失う】【退院後に孤立を感じた】【子どもと自分の生活の意味を考える】【移行期をわが子と過ごすことで得た経験があった】【退院後の生活を上手く送る】の9つの側面が明らかになった.
結論:児の成長発達,療養生活がイメージできるよう働きかけること,退院準備支援について整えることが今後の小児循環器医療の課題であると考える.
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