日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第67回(2016)
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一般研究発表(03) 体育心理学
03心−24−ポ−04 連続的重量変化に対する弁別能力の検討
*堀田 義也山田 憲政
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p. 118_3

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抄録

 足部による重量の弁別課題においてSlade(2014)は異なる重さのシューズを5種類用意し、履き比べ、その違いを検知できるかという手法をとっている。また、村瀬(2007)らは、基準となるおもりを用意して他のおもりと比較するという2件法で検討している。このような重量の弁別課題では何度かおもりを交換しているため、その重量に対する感覚が途切れ、検知できる精度が落ちるのではないかと考えられる。そこで本研究では足の裏に水を貯める容器を取り付け、水を注入、吸引することにより、おもりを取り外すことなく連続的に重量を増減させるという手法を用いた。水を増減させる速度を(30ml/30s、60ml/30s、120ml/30s)の3種類に設定し、それぞれ30秒ごとに重量の増減を繰り返す。その際に増加、減少、変化なしの3択の条件を与え、解答させた。全体の傾向として重量の増加に比べ、減少した方が検知できる精度が低かった。詳細な結果や、実験方法等については、学会当日報告する。

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