日本体育学会大会予稿集
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第67回(2016)
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一般研究発表(03) 体育心理学
03心−24−ポ−73 環境に制約されたドミノ並べにおける児童の役割理解の発達過程
*佐藤 海里池田 理紗木島 章文
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p. 141_3

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抄録

 第2・3・6学年の児童3人組に物理的に制限された環境下で協同してドミノ並べを行わせ、そこで発揮される役割意識を行動データから観察した。各学年の学級からそれぞれ3人組を複数組作成した。一辺が約1.2 mの正方形のマット上に二等辺が0.6 mの直角二等辺三角形を半透明のテープで描画した。各組に一つのドミノを起点により多くが倒れるような配置を考えさせ、3分間で各者面前の頂点から直角二等辺三角形の範囲内にドミノを配置するように教示した。この試技を2分間の休憩を挟んで3回行わせた。休憩においては口頭での相談を許可したが、試技中においては一切の会話を禁じた。各学年の配置を比較した結果、第2学年では頂点で分断されるように各者が各辺に沿ってドミノを配置していた。第3学年では回数を重ねるごとに各辺で分断された配置から頂点を経由して連続する配置へと変化し、最終的には他者と繋げるように三角形内部へと配置を伸ばす試みもみられた。第6学年では1回目から三角形内部へと配置を伸ばす児童が複数組にみられた。この学年間の差が図形認知に応じた役割理解の発達差を示すと考えた。

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