日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第69回(2018)
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一般研究発表(03) 体育心理学
03心-24-ポ-60 中高年バスケットボール競技者のプレイに影響を及ぼす要因の検討
*生野 勝彦
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p. 115_2

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抄録

 本研究は中高年バスケットボール競技者の①年齢、②身長、③体重、④競技歴、⑤ブランク、⑥バスケットボールによる傷害箇所数、⑦バスケットボールによる傷害がプレイに及ぼす影響度VAS、⑧バスケットボール以外での傷害箇所数、⑨バスケットボール以外での傷害がプレイに及ぼす影響度VASを調査し、各項目間の関係ついて明らかにすることを目的とした。相関分析及び検定を行った結果、「年齢」と「バスケットボールによる傷害箇所数」r=0.651(P<0.042)、「年齢」と「バスケットボールによる傷害がプレイに及ぼす影響度VAS」r=0.731(p<0.016)、「身長」と「体重」r=0.769(P<0.009)、「ブランク」と「バスケットボールによる傷害がプレイに与える影響度VAS」r=0.651(P<0.042))、「バスケットボール以外での傷害箇所数」と「バスケットボール以外での傷害がプレイに及ぼす影響度VAS」との相関係数はr=0.886(P<0.001)に正の相関を認めた。「バスケットボールの競技歴」と「ブランク」r=-0.912(P<0.001)であり、強い負の相関を認めた。現在までに受傷した傷害部位のダメージの大きさがプレイに影響を及ぼしている可能性が高いということが示唆された。

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