日本体育学会大会予稿集
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第70回(2019)
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ランチョンセミナー4
エアロビックダンスの大学授業への活用
資格認定GFIと一般授業におけるフィットネスダンス
穂積 典子田中 雅子
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p. 22

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抄録

 保健体育系および社会体育系の大学・短大において(公社)日本フィットネス協会(JApan Fitness Association:JAFA)が認定する指導者資格『GFI』が導入されており、また一般授業においてはフィットネスダンスが採用されています。

 GFI(グループフィットネスエクササイズインストラクター)には、エアロビックダンス(AD)、ストレッチング(SE)、レジスタンス(RE)、アクアダンス(AQD)、アクアウウォーキング(AQW)、WE(ウォーキングー)の6種目のエクササイズインストラクター資格があり、これらの資格認定試験を学内で実施できるGFI資格養成校制度について紹介します。(2019年度では大学・短大・専門学校の53校が登録しています。)

 一方、フィットネスダンスは、東京大学名誉教授の宮下充正先生が日本の楽曲を中心とした健康体力づくりのためのダンス運動として提唱したものであり、大学の一般体育授業として導入されています。大学生に馴染みのあるアニメソングやJポップの楽曲を用いてエアロビックダンスの授業として行われています。フィットネスダンスには、ダンスの構成を学習するためのメソッドとツールがあり、運動に馴染みのない学生でも段階的に習得できるようになっています。学生がダンスを理解し運動を行うところから、学生自身がダンスを作成して、学生のみで運動を行っている事例をご紹介します。

 

協力:公益社団法人日本フィットネス協会

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