関西医科大学内科学第三講座(消化器肝臓内科) 大阪府済生会泉尾病院消化器内科
関西医科大学内科学第三講座(消化器肝臓内科)
大阪府済生会泉尾病院消化器内科
2017 年 23 巻 4 号 p. 286-292
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症例は43歳,女性.アルコール性肝硬変による食道静脈瘤の経過観察のため上部内視鏡検査を施行された際に,胃体上部小彎に胃癌を認めた.胃癌治療のため,胃全摘出術,脾臓摘出術,Roux-Y再建を施行され,以後経過観察中であったが食道静脈瘤の増悪を認めたため,静脈瘤治療目的で紹介となった.今回,血管造影などを施行し,血行動態を把握した上で効果的に内視鏡的食道静脈瘤硬化療法(EIS)を施行した症例を経験したので報告する.
日本門脈圧亢進症食道静脈瘤学会雑誌
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