日本門脈圧亢進症学会雑誌
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原著
緊急内視鏡検査を実施した直腸静脈瘤破裂例の特徴
巽 亮二小関 至推井 大雄山口 将功木村 睦海荒川 智弘中島 正明桑田 靖昭大村 卓味狩野 吉康
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2019 年 25 巻 4 号 p. 219-223

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抄録

当院で緊急内視鏡検査を実施した直腸静脈瘤破裂症例の特徴を検討した.緊急内視鏡検査(来院から24時間以内)を実施した直腸静脈瘤破裂21例(延べ27例)を対象とした.出血時にショックを疑った症例(収縮期血圧≦90 mmHgまたは心拍数≧100回/分)は6例(22%)であった.直腸静脈瘤破裂前後のヘモグロビン値を比較したところ,ヘモグロビン低下量は0.4 g/dl(-1.5~2.8)で濃厚赤血球の輸血を行った症例は7例(26%)であった.直腸静脈瘤の内視鏡所見は,形態がF1/F2/F3:9(33%)/12(44%)/6(22%)例,RC陽性が14例(52%),形態がF2, F3またはRC陽性の症例は24例(89%)であった.直腸静脈瘤破裂症例は輸血を必要とする出血症例は少なく,内視鏡所見では形態がF2またはF3,もしくはRCを認める症例が多かった.

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© 2019 日本門脈圧亢進症学会
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