日本門脈圧亢進症学会雑誌
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症例報告
十二指腸静脈瘤に対し初回BRTO, 5年後再発に対してCARTO-IIを施行した1例
有間 修平松岡 俊一金子 朋弘十束 茉衣本田 真之石井 大雄松本 直樹増崎 亮太山上 裕晃小川 眞広神田 達郎木暮 宏史
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2024 年 30 巻 1 号 p. 52-58

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抄録

症例は60歳代女性.30歳代の頃よりC型肝炎を指摘されるも放置していた.X-5年に下血および意識消失を主訴に受診した.精査の結果,十二指腸静脈瘤破裂の診断でBRTOを施行し改善が確認された.その後C型肝炎の抗ウイルス治療でSVRを獲得し定期的に経過観察を行っていた.肝予備能の悪化なく経過していたが,十二指腸静脈瘤治療5年後に再発が確認された.マイクロバルーンカテーテルを使用したCARTO-IIを施行し十二指腸静脈瘤の改善を確認し,引き続き経過観察中である.消化管静脈瘤は再発を念頭に長期間の経過観察を行っていくことが重要と考えられた.

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© 2024 日本門脈圧亢進症学会
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