日本小児血液・がん学会雑誌
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シンポジウム12: 小児がん臨床研究の統計的デザイン
臨床研究における生物統計家の役割
嘉田 晃子
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2019 年 56 巻 5 号 p. 421-424

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抄録

さまざまな目的で実施される臨床研究の目的を達成するためには,それぞれの臨床研究の状況に応じた統計的な骨格を研究計画時に設定しておくことが大切である.臨床研究における生物統計家の役割を説明するとともに,日本小児がん研究グループの生物統計委員会の活動を紹介する.小児がん臨床研究の特徴を理解し,それに応じた計画や解析の設定が重要となる.

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© 2019 日本小児血液・がん学会
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