日本小児血液・がん学会雑誌
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シンポジウム5: 小児がんの中央病理診断―次世代へつなぐために
Children’s Oncology Group神経芽腫中央病理診断部からの報告
嶋田 博行
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2021 年 58 巻 3 号 p. 213-214

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抄録

Children’s Oncology Group 神経芽腫中央病理診断部門はBiology Study の中に位置付けられ,症例登録時に臨床試験と並行する前方視的な形で運用され,その診断結果は治療の層別化に直接関与する重要な役割を担っている.また中央病理診断部門はBiorepositoryの設立及び運用に参加している.BiorepositoryはNational Institute of Health(NIH)の予算によって支えられており,長年にわたり個々の研究者に質が高く安定した研究材料を提供している.日本における小児がん中央病理診断医(Expert)への支援としては,(1)小児がん研究グループの中での中央病理診断部門の明確な位置づけと,その業務の予算化(2)小児がん研究グループに登録されない症例に対しては,コンサルテーション診断業務に相当する報酬の確保の2点が重要である.

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© 2021 日本小児血液・がん学会
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