北海道大学大学院医学研究院小児科学教室
2024 年 61 巻 1 号 p. 17-20
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小児がんの診療は複雑系である.新規治療の開発には基礎研究と臨床研究の緊密な協力が必須であり,多施設共同研究や国際共同研究などの大きな仕組みも要する.一方,実際の診療においては多職種連携によるチーム医療とトータルケアが必須である.発達成長の途上である小児を対象とするため,病名病態の説明にも特別な配慮が必要である.私たちはこのような複雑な領域が順調に進歩してきたことを理解し,自己肯定感を高めて日常診療に取り組むと良いと思われる.
日本小児血液学会雑誌
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