Journal of Spine Research
Online ISSN : 2435-1563
Print ISSN : 1884-7137
原著
側臥位における経皮的椎弓根スクリューの逸脱率について―透視法と術中CTナビゲーション法との比較から
檜山 明彦加藤 裕幸酒井 大輔田中 真弘渡辺 雅彦
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2020 年 11 巻 10 号 p. 1122-1127

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抄録

はじめに:側臥位PPSの挿入精度を透視と術中CTナビゲーション下(CTナビ)で比較検討する事を目的とした.

対象と方法:透視腹臥位,透視側臥位,術中CTナビ側臥位でPPS挿入を行なった腰椎変性疾患83例を対象とした.

結果:PPS逸脱率は透視腹臥位(4.0%),透視側臥位(5.1%),術中CTナビ側臥位(3.8%)と3群間で有意差なかった.

結語:PPSの挿入精度は体位による影響は少ないと考えられた.

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© 2020 Journal of Spine Research編集委員会
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