東京臨海病院
2020 年 11 巻 10 号 p. 1241-1245
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MRIでT2低輝度広範型の椎体骨折は早期の椎体圧壊を起こす.それに伴う脊椎の後弯変形は,その後のADL,QOLを低下させることが報告されている.当院ではT2低輝度広範型の椎体骨折に対して早期にBKPを行っている.手術群と保存治療群を比較検討した.手術群では有意に後弯変形の進行を抑制しVAS,ADLが改善した.T2低輝度広範型の椎体骨折では早期BKPは脊椎の後弯変形の悪化を防ぐ有効な治療法となる可能性がある.
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