筑波大学医学医療系整形外科
2020 年 11 巻 10 号 p. 1252-1258
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
はじめに:パーキンソン病患者の脆弱性椎体骨折に対する手術法は統一されていない.
症例:70歳男性,10年来のパーキンソン病.L4椎体圧潰に対して生検とL2-S1後方固定術を行い,2週間後に側方椎体置換術を追加した.しかし早期に椎体ケージの脱転を呈しT6から腸骨までの固定延長によりケージは安定し骨癒合した.
結語:パーキンソン病では前後合併固定術であっても固定範囲は初回から中位胸椎を目安に十分長くする必要がある.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら