岐阜大学整形外科
岐北厚生病院整形外科
2020 年 11 巻 4 号 p. 764-768
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非結核性抗酸菌による脊椎炎は稀な疾患で,緩徐に進行する骨破壊と膿瘍形成を特徴とし,治療に長期間を有すると報告されている.近年,広範囲に膿瘍を伴った非結核性抗酸菌による脊椎炎を2例経験した.これら2例に対して,後方制動術と前方病巣郭清および骨移植を二期的に施行した.術後,腰痛および炎症所見は改善し,膿瘍は継時的に縮小した.文献的考察を加えて報告する.
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