自治医科大学整形外科 名城病院整形外科脊椎脊髄センター
名城病院整形外科脊椎脊髄センター
2020 年 11 巻 4 号 p. 789-793
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症例は27歳女性.側弯症に対し17歳で前医にて後方矯正固定術施行.インプラントトラブルを繰り返し2度の追加手術を行ったものの,強い腰背部痛と矢状面配列異常が残存していた.転居を機に27歳で当科初診.二期的前後合併骨切り矯正固定術を行い,腰背部痛は改善した.
不適切な脊柱変形手術によるアライメント異常は,患者にとって長期に多大なる苦痛を生じうる.正常な脊柱アライメントの獲得を目指した術前計画を立てる事が重要である.
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