Journal of Spine Research
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Print ISSN : 1884-7137
テクニカルノート
経皮的内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア切除術(PELD)における鏡視下術野が不良となる要因と対処法
芝本 和則二宮 貢士
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キーワード: PELD, 鏡視下術野, 対処法
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2020 年 11 巻 7 号 p. 991-996

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抄録

はじめに:経皮的内視鏡下椎間板ヘルニア切除術では良好な鏡視下術野が重要だが,時折混濁や曇りなどで術野が不良になることがある.その要因と対処法を考察する.

技術報告:以下7点が要因として考えられた.1.出血,2.焦点が合っていない,3.不適切な還流,4.先端レンズへの組織片付着,5.バイポーラーの熱,6.カメラ接続部への還流水浸入,7.スコープ本体のトラブル.

結語:要因を推測し対処することで良好な術野を回復しうる.

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© 2020 Journal of Spine Research編集委員会
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