岐阜市民病院整形外科
岐阜県総合医療センター整形外科
2021 年 12 巻 7 号 p. 996-1001
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13歳女性の脊椎骨巨細胞腫giant cell tumor（GCT）に対し，20年前にGaines手術（腰椎下垂症spondyloptosisに対する手術．仙骨の前に落ち込んだL5椎体を全摘出して，すべりを整復固定する．）を応用し，後方→前方→後方手術で一期的に脊椎短縮術spinal shorteningを行い，2年の経過観察のあと症例報告した（Lancet 1996）．今回はその後20年の経過で再発なく，帝王切開で2子をもうけ，経過良好であったことを報告し，若干の考察を述べた．
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