フジ虎ノ門整形外科病院脊椎センター
すずかけセントラル病院脊椎センター 浜松医科大学先進ロボット手術開発学講座 順天堂大学革新的医療技術開発研究センター
2023 年 14 巻 8 号 p. 1117-1127
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骨粗鬆症性椎体骨折後の遅発性麻痺に対して経椎間孔法での全内視鏡下骨片切除術を2症例に施行した.ともに脊柱管内に突出した骨片は十分に切除され,術後神経障害の改善が得られた.本術式は,椎体はすでに癒合し安定化しているが,骨片による静的因子が神経障害の主病態である症例に対して適応があると考えている.手術手技は容易ではないが,低侵襲で直接的な除圧が可能であるため理に適っている.
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