高岡市民病院
2024 年 15 巻 8 号 p. 1084-1089
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当院で2012年から2021年に施行した脊椎手術において運動誘発電位および誘発筋電図の使用の有無で合併症の発生率を後方視的に算出し有効性を検討した.運動誘発電位単独で有意差は出なかったが,腰椎で誘発筋電図併用により発生率が低減する傾向があった.一方筋電図併用例においても術中に異常を予測できなかった症例があり,術中出血への漏電対策や警告電流のカットオフ値の設定変更などモニタリング精度のさらなる向上が必要と考えられた.
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