聖マリアンナ医科大学病理学 がん・感染症センター都立駒込病院病理科
2026 年 43 巻 2 号 p. 97-107
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要旨:円形細胞腫瘍の形態学での診断は難しいが,十分な臨床・画像情報を集めたうえで子細にHE標本の組織形態を評価すれば,免疫染色や遺伝子検査の前段階でかなり診断に近づくことができる。診断を絞り込んでおけば,無駄な検査を減らし,免疫染色におけるピットフォールも回避できる。本稿では,円形細胞腫瘍の診断プロセスにのっとって,非肉腫の除外,円形細胞肉腫の鑑別,免疫染色とそのピットフォール,遺伝子検査の順に解説する。特に円形細胞肉腫の臨床像・組織像に重点を置いて解説する。
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