Palliative Care Research
原著
進行がん患者における生物学的予後スコア Biological Prognostic Score 2版,3版の開発と予測精度の前向き検証─Palliative Prognostic Indexとの比較─
大道 雅英鴻池 紗耶山田 祐司髙橋 陽成田 昌広青沼 架佐賜宗像 康博山本 直樹杉本 典夫
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12 巻 (2017) 1 号 p. 140-148

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抄録

【目的】進行がん患者の生物学的予後スコアBiological Prognostic Score(BPS)2版,3版を開発し,予測精度を確かめた.【方法】がん治療を終了または差し控えた進行がん患者で血液検査値,performance status(PS),臨床症状,年齢,性別,がん種を変数とするパラメトリック生存時間解析を行い,BPS2,BPS3を開発した.次に,前向きにBPS2,BPS3とPalliative Prognostic Index(PPI)の精度を比較検証した.【結果】開発群589例よりBPS2,BPS3を開発した.前者はコリンエステラーゼ,血中尿素窒素,白血球数から算出し,後者はBPS2,ECOG PS,浮腫から算出した. 検証群206例で3週,6週生存予測の全体正診率は,BPS2,BPS3がPPIより有意に優れていた.【結論】BPS2,BPS3の有用性が示唆された.

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© 2017日本緩和医療学会
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