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Palliative Care Research
Vol. 12 (2017) No. 4 p. 723-730

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http://doi.org/10.2512/jspm.12.723

原著

【目的】看護師が実践している心不全終末期患者の症状アセスメント・症状緩和のための非薬物療法による対応およびターミナルケア態度に関連する要因を明らかにする.【方法】循環器病棟看護師180名に質問紙調査を実施した.【結果】症状アセスメントは14症状全てにおいて8割近くが実施していた.症状緩和のための対応では日常生活の調整,体位・生活動作の工夫,環境整備が多く実施されていた.緩和ケア院外研修受講経験あり群で,ターミナルケア態度の死にゆく患者へのケアの前向きさおよび総得点が有意に高かった.終末期ケアに対する困難感の看護職の知識・技術は,ターミナルケア態度の死にゆく患者へのケアの前向きさの得点が高い程,有意に低かった.【結論】心不全の緩和ケアに関する研修・教育を行うことにより,看護師のターミナルケア態度を高め,緩和ケアに関する実践を図っていく必要がある.

Copyright © 2017日本緩和医療学会

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