2024 年 49 巻 1 号 p. 52-56
低出生体重児(在胎33週,1828 g).生後36日にGroup B streptococcus(GBS)による髄膜炎を発症しビクシリンにて加療を開始した.生後82日目の髄液所見は糖以外改善したがGd造影FLAIRにおいて髄膜造影効果が出現した.GBSによる莢膜過形成の可能性を考慮しリファンピシンを追加したが髄膜造影効果は改善するも髄液糖所見の改善は乏しく,リネゾリドへ変更した.最終的に糖の正常化は得られなかったものの,生後154日目に脳室腹腔短絡術を施行し,感染なく経過した.