日本義肢装具学会誌
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特集 動く支援機器―電動義肢からロボットまで
NESS H200 ハンド・リハビリテーション・システム(NESS H200®)による麻痺上肢治療
松永 俊樹
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2013 年 29 巻 2 号 p. 80-82

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抄録
治療的電気刺激(TES)および機能的電気刺激(FES)は,脳卒中や脊髄損傷などの上位運動ニューロン障害による麻痺肢の治療刺激や動作再建を行う治療法である.NESS H200 ハンド・リハビリテーション・システム(NESS H200®)は,前腕から手指に装着する装具型コンポーネントと刺激コンポーネントから構成される装具型表面電気刺激装置であり,手指麻痺の TES や FES を行う新しいシステムである. NESS H200® により,手指の能動的可動域の維持・回復,片麻痺または四肢麻痺を伴う手の機能向上,筋肉の痙性麻痺の減少,筋肉の再教育,拘縮予防,非活動性萎縮の予防・遅延,局部の血行促進などが期待でき,急性期から回復期・慢性期まで幅広い期間に適応可能である.
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© 2013 日本義肢装具学会
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