日本義肢装具学会誌
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特集 動く支援機器―電動義肢からロボットまで
筋電義手の実用性における課題
浅見 豊子
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キーワード: 筋電義手, 実用性, 課題
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2013 年 29 巻 2 号 p. 74-79

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抄録
近年,リハビリテーションテクノロジー(リハテク)の発展は著しい.しかし,高機能になったとはいえ,実際の臨床の場で普及しているとは言い難い.その理由として,①装着性・操作性,②指導可能なリハチームや設備の確保あるいはメンテナンス体制,③公的支給制度にも関わる価格の問題等があると思われる.そのようなリハテクの中で,筋電義手は障害者自立支援法や労働者災害補償保険法での給付制度が利用可能な点では一歩進んでいる.また,装着性・操作性の面でも改善されてきている.しかし,筋電義手がより実用的なものとなるための今後の課題としては,重量,価格,小児に対するトレーニング方法の開発などが挙げられると考える.
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© 2013 日本義肢装具学会
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