2018 年 34 巻 2 号 p. 133-137
義肢リハビリテーションのための集学的なチームアプローチは,クライアントの総合治療計画を評価·提供する包括的な方法を与える.目標設定,義肢教育,器具の選択を含むリハビリテーションの過程や,日常活動のパフォーマンスを向上させる技能の実践などにクライアントやその家族を参加させることが重要である.治療計画は,クライアントの活動のニーズや関心の変化に伴い,クライアントの生涯にわたって修正される.地域社会のパートナーは,クライアントが適応技能を実践できるような支援環境を育成する活動に参加することを奨励されている.