2023 年 39 巻 3 号 p. 164-168
筑波大学で発明されたHAL(Hybrid Assistive Limb)をリハビリテーション医療の分野で応用するべく,種々の臨床研究が行われてきた.特に対象患者が多い脳卒中に対するHALの応用に関しては重要であり,臨床医学に大きく貢献できる分野でもある.これら脳卒中に関する応用では将来の治験への道筋もあり,HALの臨床上の立ち位置も含めエビデンスを構築していく必要がある.今回はこれまでの筑波大学での臨床研究のデータからHALの脳卒中リハビリテーション医療への応用の可能性に関して述べる.