2024 年 40 巻 2 号 p. 136-142
下肢装具のフォローアップに関する義肢装具士,理学療法士の認識,または関わりの差異を明らかにすることを目的に自記式調査研究を行った.義肢装具士は全国の義肢装具製作会社に研究依頼文書を送付し,理学療法士は雪だるま式標本法にて回答者を募集した.義肢装具士は174人,理学療法士は224人より回答が得られ,回答内容からクロス集計を作成しχ二乗分析を行い回答内容の比較を行った.その結果,ケアマネジャーに対し下肢装具に関する情報提供を行っている割合は両職種とも約1割に止まり,約9割は他職種連携を深化させる環境も不十分だと認識していた.また,下肢装具に関する説明に書面を用いていない割合が大きいことが示された.