2025 年 41 巻 2 号 p. 121-125
令和6年1月1日に石川県能登半島でマグニチュード7.6の巨大地震が発生し,家屋やライフラインに甚大なダメージが生じた.石川県は金沢市のいしかわ総合スポーツセンターに1.5次避難所を設置し,能登地域の1次避難所から多くの高齢被災者を広域避難させた.石川JRATは1月3日に現地対策本部を設置し,全国から参集した地域JRATと協力しながら活動を行った.対策本部でのロジスティクス活動に加え,避難所アセスメント,避難所の環境整備,避難者への福祉用具・靴などの準備,そして避難者の活動および参加に向けた支援などを実施した.本稿では,能登半島地震におけるJRATの活動を報告し,災害時のリハビリテーション支援の重要性について言及したい.