日本義肢装具学会誌
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原著
短下肢装具を装着した重症脳卒中患者における介助歩行時の筋活動特性
水田 直道森井 麻貴蓮井 成仁田口 潤智中谷 知生
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2025 年 41 巻 2 号 p. 137-142

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抄録

自力歩行が困難な重症脳卒中患者の後方介助歩行時における症例の下肢筋活動特性に関連する要因を明らかにすることを目的とした.本人用の短下肢装具を装着した症例1名に対し,10名の理学療法士が後方介助歩行を行い,その際の歩行パラメータや筋電図を記録し関係性を検証した.介助歩行時における下肢筋活動は理学療法士ごとに大きく異なっていたが,特に40-50%歩行周期の内側腓腹筋筋活動振幅はTrailing limb angleと関連した(ρ=0.818,p=0.007).一方,Trailing limb angleは理学療法士の基本属性や症例の歩行パラメータとは関連しなかった.以上より,内側腓腹筋筋活動とTrailing limb angleに相関関係が認められ,重症例に対する効果的な歩行練習プログラムの構築に貢献しうる知見を提供する.

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