日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第46回日本植物生理学会年会講演要旨集
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プロテオーム手法による熱帯イネ品種(Siam Unus)の耐塩性機構の解析
秋野 京子斉藤 徹福田 琢哉*信濃 卓郎和崎 淳大崎 満
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p. 901

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抄録
インドネシア・カリマンタン島において水稲の栽培時に塩を散布すると生育が良くなると言われる在来品種(Siam Unus)を見いだした。本研究ではこの品種が持つと考えられる耐塩性に関与する代謝機構を根のプロテオーム解析を通じて解明することを目的に行った。実験では耐塩性が弱い標準品種としてみちこがねを供試し、水耕培養によって塩処理を2, 50mMとし、0, 1, 2, 5日目に植物根のサンプリングを行い、根の可溶性タンパク質を抽出した。抽出したタンパク質は二次元電気泳動し、約300のスポットを検出した。この中から25個のスポットに関して、MALDI-TOF-MSによる同定に成功した。顕著な変動が認められたタンパク質には解糖系に関与しているものが多く認められ、複数の耐塩性メカニズムとの関連性を考察する。
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© 2005 日本植物生理学会
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