日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第47回日本植物生理学会年会講演要旨集
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リン酸欠乏時の植物体内におけるリン酸のリアルタイム動態解析
*菅野 里美頼 泰樹大矢 智幸田野井 慶太朗中西 友子
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p. 301

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抄録
植物体内の物質がどのような挙動を示すのかを知ることは植物の発達過程や環境応答時のシグナル伝達を理解するうえで重要である。植物体内でリン酸は核酸やリン脂質の重要な構成成分であることや、光合成の基質、調節因子としての働きや情報伝達への関与など植物の生育にとって重要な栄養元素である。しかし、リン酸の欠乏時に植物が外部環境のリン酸の濃度低下をどのように検出しているのか、またリン酸欠乏の応答に至る経路については以前未解明な点が多い。そこでリン酸吸収を高める初期応答として働くことが知られている高親和性トランスポーターと体内のリン酸の動きをリアルタイムで解析することで植物のリン酸応答について明らかにしようと考えた。今回の発表では植物(シロイヌナズナ,ミヤコグサ,ダイズ)をさまざまなリン酸濃度環境においた時、吸収されるリン酸がどのような挙動を示すのかリアルタイムトレーサーシステムを用いて解析した。今後、植物のリン酸動態の結果からトランスポーターの発現解析を行い植物のリン酸応答の解明を行う予定である。
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© 2006 日本植物生理学会
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