日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第48回日本植物生理学会年会講演要旨集
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植物のアシルアミノ酸遊離酵素の機能解析
*鷲見 佐和子山内 靖雄上中 弘典田中 浄
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p. 881

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抄録
アシルアミノ酸遊離酵素(AARE: Acylamino Acid Releasing Enzyme)は微生物や動物、高等植物に存在する酵素で、Nα-アシル化オリゴペプチドからNα-アシルアミノ酸を遊離する活性を示す。また、動物において酸化タンパク質加水分解活性を示すことが報告されている。植物AAREの酸化タンパク質分解への関与を明らかにするため、植物由来のAAREを過剰発現する植物を用いてAAREの機能解析を試みた。
シロイヌナズナのAARE cDNAを植物過剰発現ベクターに連結し、アグロバクテリウム法を用いてタバコ(Nicotiana tabacum cv. SR-1)を形質転換した。形質転換タバコの葉タンパク質抽出液をシロイヌナズナAARE抗体を用いたイムノブロット分析に供し、AAREの過剰発現を確認した。また同じ抗体を用いてAAREの局在性を確認した。次に野生型と過剰発現体のアシルアミノ酸遊離活性を比較した。イムノブロット分析によって、葉における酸化タンパク質の蓄積量を調べた。
AAREはシロイヌナズナ葉の細胞質に存在した。AARE過剰発現タバコにおいても、細胞質で発現していることを確認した。また、AAREタンパク質発現、アシルアミノ酸遊離活性は共に高いことを確認した。AARE過剰発現タバコを用いて、アシルアミノ酸遊離活性と酸化タンパク質蓄積量の関係について検討している。
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© 2007 日本植物生理学会
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