日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第49回日本植物生理学会年会講演要旨集
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デジタルwhole mount in situ hybridizationに向けたシロイヌナズナLucTagラインの遺伝子発現時系列画像の定量化
*神沼 英里吉積 毅栗山 朋子越 智子武藤 周豊田 哲郎松井 南
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p. 0334

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抄録
我々は、シロイヌナズナ個体の3次元形状計測データに基づいて網羅的にin silicoで変異体表現型を解析する手法を開発している。これまでレーザレンジファインダやマイクロフォーカスX線CTを用いてシロイヌナズナの精密形状計測を行い、個体形状の3次元モデル化を行ってきた。しかしレーザやX線CTでは、遺伝子発現情報を形状と同時に計測する事が出来ない。デジタルwhole mount in situ hybridization(digital WISH)を試みるには、形状計測とは別に収集した遺伝子発現データから、発現と位置の各々の情報を抽出し、個体形状モデルとの位置を合わせて発現値をマッピングする必要がある。本研究では、まずデジタルWISH実現に向けた第一歩として、遺伝子発現情報と位置情報の定量抽出を目指す。具体的にはCCDカメラシステム(ARGUS-50)を使い、理研PSCで開発されたシロイヌナズナのLuciferase Tag(LucTag)ラインを用いて2次元発光発現の時系列画像データを収集した。LucTagラインの数は1000系統を超える為に、既知データを使って計測日の10日目付近で高発現を示す系統をランキングした。上位系統で試験撮影をした所、シュート頂分裂組織、本葉と子葉での発現量差や、根冠分裂組織や側根形成部といった位置での発光を、デジタル画像として収集する事が出来た。このデジタル画像を元に、発光発現量を定量的に抽出する方法について紹介する。
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© 2008 日本植物生理学会
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