日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第49回日本植物生理学会年会講演要旨集
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変異体データベース「RIKEN Activation Tagging Line Database」、「RIKEN Arabidopsis Phenome Information Database (RAPID)」、「RIKEN FOX Line Database」
*近藤 陽一櫻井 哲也秋山 賢治市川 尚斉黒森 崇黒田 浩文吉積 毅高橋 真哉樋口 美栄子中澤 美紀川島 美香長谷川 由香子堀井 陽子栗山 朋子松井 敬子神谷 麻子菅野 正治夏木 潤森 昌樹高辻 博志小田 賢司廣近 洋彦松井 南
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p. 0983

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抄録
理研PSCでは、これまで幾つかのシロイヌナズナの変異体系統を作出し、データベース化を行ってきた。本講習会ではデータベースを整備済みの変異体系統のうち、外部への公開を行っている「RIKEN Activation Tagging Line Database」、「RIKEN Arabidopsis Phenome Information Database (RAPID)」及び、1月より制限公開予定の「RIKEN RICE FOX Line Database」の解説を行う。
「RIKEN Activation Tagging Line Database」には、アクチベーションタグライン約400系統のデータが、「RAPID」には、独立した遺伝子に挿入が確認されているDsトランスポゾン・タグライン約4,000系統のデータが、格納されている。これらのデータには変異体の表現型、及びタグの挿入位置の情報が含まれており、検索機能も搭載している。
「RIKEN RICE FOX Line Database」は、イネFOXライン約17,000系統のデータを格納している。イネFOXラインはイネ完全長cDNAをランダムにシロイヌナズナへ導入、過剰発現させた変異体系統群である。データには、変異体の写真、導入されていたイネcDNAの情報等が含まれている。本データベースは文部科学省の科学技術振興調整費によるサポートを受けて作成された。
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© 2008 日本植物生理学会
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