日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第52回日本植物生理学会年会要旨集
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RNAseq法による新たな無機炭素濃縮関連遺伝子の探索
*柳瀬 麻里久保 雄昭鈴木 穣菅野 純夫谷口 丈晃福澤 秀哉
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p. 0460

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抄録
緑藻クラミドモナスを含む水生光合成生物は、光照射下のCO2欠乏条件で無機炭素濃縮機構 (carbon-concentrating mechanism: CCM) を誘導する。クラミドモナスにおいてCCMはマスター制御因子CCM1(CIA5)による制御を受けており、ccm1変異株では低CO2条件(0.04% CO2を含む空気を通気した条件)で51個の遺伝子を誘導することができない。既にcDNAアレイを用いて38個の無機炭素濃縮機構関連遺伝子が推定されている。本研究ではcDNAアレイにスポットされていない他の無機炭素濃縮機構関連遺伝子を同定するためにRNA-seq法を用いて発現解析を行った。野生株と変異株からRNAを抽出してRNA-seqを行い、36塩基の配列データを得た。得られた配列についてKyoto Chlamydomonas Genome Database (KCGD http://chlamy.pmb.lif.kyoto-u.ac.jp/) を用いて解析を行い、CCM1制御下の低CO2誘導遺伝子について議論する。
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© 2011 日本植物生理学会
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