日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第52回日本植物生理学会年会要旨集
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イオン結合性水素化金属が及ぼす植物への影響 その2 (現象報告)
*菅野 晶子渡辺 弘恵及川 胤昭
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p. 0926

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抄録
イオン結合性水素化金属を入れた水が植物に及ぼすさまざまな影響について、過去3か年に渡り発表してきた。この水を吸わせた切り花は、不思議な現象を引き起こしていく。切り花が水の中で成長し丈も伸び、更には新たな花をつける。切ったそのままの状態を維持する。葉だけ、時には花だけをつけて行く。突然、枯死する事もある。
金属水素化物の中でも、CaH2などのイオン結合性水素化金属は、水素がマイナスイオン状で結合されている事から、このマイナス状の水素イオンがさまざまな現象を引き起こしていると推察される。
今大会報告、「イオン結合性水素化金属が及ぼす植物への影響その 1 (遺伝子発現解析)」での解析結果を踏まえ、成長促進、延命、開花などをコントロールする現象について報告する。
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© 2011 日本植物生理学会
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