日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2004年秋季講演会予稿集
セッションID: 303
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オーラルセッション 3 10月14日(木) 13:10~14:15
すばる望遠鏡Suprime-camを用いたトランジット法による系外惑星探索 2
*浦川 聖太郎山田 亨Turner E.L須藤 靖伊藤 洋一向井 正Subaru Deep Transit Survey Team
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抄録
すばる望遠鏡Suprime-Camを用いて、トランジット法による系外惑星検出を試みた。その結果、視野内に3万個以上の恒星を撮像でき、光度変化精度が5%以下であることを確認した。さらに、そのうちのK型晩期型星が約3.5%減光していることが分かった。減光現象が観測時間内に一度しか起らなかったため、減光周期は不明である。しかし主星がK型矮星の場合、1.2木星半径の天体による掩蔽の可能性がある。取得データは随時解析中である。今後のさらなる系外惑星候補天体の検出が期待される。
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© 2004 日本惑星科学会
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