主催: 日本惑星科学会2004年秋季年会実行委員会
最も始原的な炭素質コンドライト(CO3.0 Yamato-81020)に含まれるコンドリュール(FeMg 16個、 Al-rich 1個)について、高精度二次イオン質量分析計を用いた26Al年代測定を行った.炭素質コンドライト中のFeMgコンドリュールの形成年代はCAI形成後130-240万年を示し、普通コンドライト中FeMgコンドリュールの形成時期と一致している.よって、炭素質コンドライト中FeMgコンドリュールは普通コンドライト中FeMgコンドリュールと同時期に形成したことが明らかになった.