日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2004年秋季講演会予稿集
セッションID: P213
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ポスターセッション 2 10月14日(木) 15:30~17:30
月初期における非同期回転
*諸田 智克鵜飼 啓之古本 宗充
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抄録

月初期では、月の前面と後面の間の衝突率不均質が顕著であったと予想され、それにより月地殻の形状は大きく変化したと考えられる。もしそのような地殻物質の再分配が起こったならば、慣性モーメントの変化のため、月は方向転換を起こすはずである。実際に、衝突ベースンの分布や地殻厚の経度分布をみてみると、上記のような月の連続的な方向転換の仮説に調和的である。

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© 2004 日本惑星科学会
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