主催: 日本惑星科学会2004年秋季年会実行委員会
北海道大学 低温科学研究所
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分子雲においてメタノールの重水素置換体がCH3OHに対して0.4という比で存在しており,DとHの宇宙存在度[D]/[H]_から_10^-5に比べて非常に大きい.そこで我々はDの濃集過程としてCH3OHのHとDの置換反応に着目し,真空中に作成したCH3OH固体にD原子を照射する実験を行った.D原子照射の結果,メタノールのD体が効率的に生成されたことから,星間塵上でのH-D置換反応は効果的なDの濃集過程であることが明らかになった.
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