日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2005年秋季講演会予稿集
セッションID: 2106
会議情報

分子雲環境下での複雑有機物の生成とその生命誕生における役割
*小林 憲正鈴木 宣成谷内 俊範金子 竹男吉田 聡高野 淑識
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
模擬星間物質に陽子線または重粒子線を照射した時に生成する有機物のキャラクタリゼーションを行い,その生命の誕生における役割について考察した。メタノール・アンモニア・水の混合物を室温(液体)あるいは77K(固体)で重粒子線照射した場合,生成物の分子量はともに約2300で,加水分解するとほぼ同じエネルギー収率でアミノ酸を与えた。このことは,星間空間で宇宙線の作用により生じる有機物が極めて複雑な構造を有し,生体有機物の前駆体を含むことを示唆する。
著者関連情報
© 2005 日本惑星科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top