抄録
1992年から93年にかけて、地球低周回軌道を飛んだEuReCaに搭載されたエアロジェルによって回収されたサンプル3つに対して、SPring-8 (BL47XU) でX線CT撮影を行い、定量的なCT像を得た(有効空間分解能:約1μm)。各サンプルに対して鉄のK吸収端の直上・直下のエネルギーで撮影し、その2つの画像の差分像を作ることでサンプル中の鉄の分布を調べた(差分法)。さらに衝突痕および、凝縮したエアロジェル、捕獲したサンプル分布の3次元構造を抽出した。本研究は今後のStardust サンプルへの応用が可能である。