主催: 日本惑星科学会2006年秋季年会実行委員会
ALMA (Atacama Large Millimter/Submillimter Array) は日本、北米、ヨーロッパの国際協力による電波干渉計国際プロジェクトである。南米チリのアタカマ砂漠高地(標高5000m) に80 台の高精度アンテナを並べ、サブミリ波ミリ波での観測を可能にする。ALMAのフラックス較正要求精度は5%以内であるが、従来の較正法では10%の精度に達していない。現在我々は天王星と新たに小惑星セレスを第一較正天体としたACA (Atacama Compact Array)を用いたキャリブレーション法の構築を検討している。