日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2006年秋季講演会予稿集
セッションID: P60
会議情報

ポスターセッション
木曽シュミット望遠鏡を用いたトランジット法による系外惑星探索
*浦川 聖太郎石隈 慎一郎
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
木曽シュミット望遠鏡で行ったトランジット法による系外惑星探索を報告する。観測は、銀径=40°、銀緯=16°付近の約9000個の星を探索した。その結果、400個を超える星が測光精度1%の精密さを達成した。これは、トランジット法による系外惑星検出が可能であることを示している。さらに木曽観測所では2008年度より2度×1.5度の視野をもった新広視野カメラが運用される予定であり、より多くの恒星を一度に撮像できるようになる。新広視野カメラが実現された場合の系外惑星の検出確率についても議論する。
著者関連情報
© 2006 日本惑星科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top