主催: 日本惑星科学会2007年秋季年会実行委員会
東北大学理学研究科地球惑星物質科学科
物質材料研究機構
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衝突現象は、極短時間で局所的ではあるが、大きな熱を発生させるため、原始太陽系の低温域においても氷と珪酸塩の衝突により水質変質反応が起こる可能性がある。本研究はこの現象を模擬するため、隕石の主要構成鉱物であるオリビン粉末と水とを含む試料について衝突実験を行った。回収試料のTEM観察によりサーペンティンの生成が確認でき、この結果は原始太陽系において氷と珪酸塩との衝突により含水鉱物が生成していた可能性を示唆している。
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