日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2007年秋季講演会予稿集
セッションID: 119
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オーラルセッション 3 最優秀発表賞選考I
9月25日(火) 13:20-14:35
カンラン石・輝石の吸収帯の特徴を組み込んだ、修正ガウス関数モデル・鉱物混合モデル・宇宙風化モデルの統一モデル
*二村 徳宏廣井 孝弘ピータース カーリ
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抄録
固体天体表面の可視・近赤外波長域の反射スペクトルデータには、鉱物・化学組成の情報が含まれているにも関わらず、その解析には以下の2つの問題がある。(1) 宇宙風化作用によって、スペクトルに暗化・赤化・吸収帯の弱化が生じるために、鉱物の吸収帯解析を困難にしている。(2) カンラン石および輝石等の珪酸塩鉱物に起因する複数の吸収帯が近接して複合吸収帯を形成しているために、複合吸収帯を各鉱物の吸収帯に分離する必要がある。本研究では、この2つの問題を解決した。
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© 2007 日本惑星科学会
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