ダスト合体成長による微惑星形成

田中 秀和; 陶山 徹; 和田 浩二; 小林 浩

doi:10.14909/jsps.2007f.0.31.0

日本惑星科学会2007年秋季講演会予稿集

セッションID: 206

DOI https://doi.org/10.14909/jsps.2007f.0.31.0

会議情報

主催: 日本惑星科学会2007年秋季年会実行委員会

オーラルセッション 5　形成論Ｉ
9月26日(水) 9:00-10:39

ダスト合体成長による微惑星形成

*田中秀和, 陶山徹, 和田浩二, 小林浩

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抄録

ダストの合体成長により直接微惑星が形成される過程について調べた．氷ダストは数十m/secの衝突でも破壊せず合体することが最近明らかになり，この直接合体説は検討するに値するものとなっている．赤道面にダストが濃集しダスト密度が1桁上昇すれば，ダストは太陽に落下する前に十分成長できる．数kmまで成長すると自己重力が効くようになり，暴走的成長が開始される．これが微惑星の初期サイズといえるだろう．

責任著者(Corresponding author)

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