日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2007年秋季講演会予稿集
セッションID: 220
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オーラルセッション 7 初期地球・脱ガスなど
9月26日(水) 13:20-14:59
隕石母天体の熱史モデル
*千秋 博紀
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抄録

隕鉄の、同位体分析から求められた形成時間と、Widmanstaetten構造から求められた冷却速度を満たすための母天体の条件(サイズ、形成時間、組成など)を求めるために、1-100kmの天体の熱進化を求める数値計算のコードを開発した。
我々の数値計算の結果によるとシリケイト粒子のサイズが50μmよりも大きければ天体中心に金属のコアが作られる。また、隕鉄について考えられている冷却速度を満たすためには天体の半径が20kmよりも大きくなければならないことも明らかになった。

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© 2007 日本惑星科学会
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