主催: 日本惑星科学会2007年秋季年会実行委員会
隕鉄の、同位体分析から求められた形成時間と、Widmanstaetten構造から求められた冷却速度を満たすための母天体の条件(サイズ、形成時間、組成など)を求めるために、1-100kmの天体の熱進化を求める数値計算のコードを開発した。
我々の数値計算の結果によるとシリケイト粒子のサイズが50μmよりも大きければ天体中心に金属のコアが作られる。また、隕鉄について考えられている冷却速度を満たすためには天体の半径が20kmよりも大きくなければならないことも明らかになった。